rememberのゆめにっき

文筆の訓練のようなもの

カレー

3時間で100円とは安い

床、天井、壁、デスク、それらは全て、事務処理以外のことを考えさせない為に作られたような、飾り気の無いグレー。その空間の片隅に、何者かに案内されるように俺は移動する。その職場の制服であろうものを着た、俺と同じくらいの年齢の女性がデスクに座っ…

水没した街を泳ぐ

【七月二十日】 これは昨日の話になるので、一旦昨日に戻ります。 【七月十九日】 本を買った後、その本屋の近場の公園に行って、車の中で買った本を少し読んだ。車の窓をすべて全開にする。よく晴れていたが何故かそんなに暑くない。何ものにも属していない…

自転車の話。あとカレー

【七月六日】 起床後、胃がもたれていた。明らかに最近食べ過ぎている。何かを食べているときは味覚に没頭していて、気を紛らわすことができるのだ。今までどちらかと言えば少食だったのに。こんなことは初めてだ。体重計にも頻繁に乗って数値を確認している…

車の助手席に逆向きに座る刑事、あとカレー

【七月五日】 ハローワークにパートの求人を探しに行く。俺はカレーが好きなのでどこかのカレー料理店で募集をしていないものかと、検索条件の職種を「給仕・接客」にしてパソコンで調べた。出てきたのは、ゴルフ場のレストラン、ラーメン店、居酒屋、日本料…