rememberのゆめにっき

現実のことも書くが

星野源みたいな感じでお願いします

【七月十四日】

 朝の九時頃バイト先の社長から、(自分の)体調が悪いから出勤してほしい、との電話があった。俺はこういう急な話は嫌なのだが、今日は特に予定もないので出勤することにした。大腿部が筋肉痛になっていた。

 今日も二つのホールを周った。一つ目のホールが終わった後、ラーメン屋で昼食をとった。バシルが入ったとんこつラーメンにワカメをトッピングしたものを頼んだ。バジルの風味に期待をしたのだが、何がなんだかよくわからない味だった。不味くはなかったがそれは油の快楽による部分が大きいのかもしれない。それよりもネギがおいしかった。

 正直ラーメンはあまり好きではないのだが、俺はこれからそんなに好きではない料理を食べたり、そんなに好きでもない作家の本を読んだりした方がいいと思う。俺は今まで自分にクリーンヒットするものしか享受してこなかった。それ以外のものは全て排他してきてしまった。

 仕事が終わった後ホームセンターによって段ボールを二箱分買う。部屋の中にある要らないものを物置にしまうため使うのだ。買った後、しまった、と思った。バイト先にはゴミとなった段ボールがたくさんある。それをかっぱらってくればよかった。

 

【七月十五日】

 十歳くらいの少年がいる。少年は俺に自分の膝を差し出した。手当をしてほしいと懇願しているようだった。その少年の振舞で、俺は今整形外科医になっているのだなと思った。そう認識した瞬間、その空間は繁盛していない町医者の病院内のようなものになった。床や壁、カーテンなどは黄ばんでいて、狭かった。

 俺は少年の膝を視診した。打ち身をしたように赤くなっていた。俺はたいしたことないなと思い、ガーゼのようなものを宛てがった。俺はその処置をしながら、こんなことは誰だってできる、と自嘲した。

 手当が終わると少年は、実は僕お金を持っていないんです、と言った。

 俺は思った。

 こいつは舐めている。俺をもふくめた、世間全体のことを。

 俺は少年に、自分の好きなこと、及び嫌いなことを何か、という質問した。少年はそれぞれ「―――」と答え、俺はそれを大学ノートにマッキーのような黒いペンでメモした。その文字はノートの枠線を無視して書かれ、泥酔者が歩行しているかのような字だった。途中から落書きのようになっており、記録することを頓挫したかのようであった。少年は終始調子に乗っていた。

 質問を終えて、俺は少年に言った。

 それで君は、この状況をどうやって切り抜けようと考えているのかな?

 

 すみません、俺の質問に少年が何と答えたのか、本当は知っているんです。知っているというか、もう忘れてしまっているけど思い出そうとすれば思い出せるというか。

だけどそれを言ってしまうと自分が崩壊してしまいそうになるので、もう記憶からは抹消しました。もう思い出せません。

 

 

 

 ブックオフで本を二冊買う。

・凶夢など30/星新一

・蠅の王/ゴールディング

 

 星新一、状況と時の流れの描写が大味すぎて本の世界に入っていけない。

 

 ファーストフードのドライブスルーで、新商品のエスニック風のカレーソースがかかったハンバーガーを注文し、食べる。美味かった。

 美容室で、今人気のマルチに活躍しているミュージシャンと同じ髪型にしてもらった。ショートマッシュという名前の髪型らしい。