rememberのゆめにっき

現実のことも書くが

語彙増殖②

 寓意 なおざり おざなり 面従腹背 反駁 年百年中 後架  言い条 愚昧 沈思黙考 籠絡 円熟 偏狭 浅薄 虚室 荷役 臍を噛む 骨惜しみ 人足 却って 業腹 由 狭小 購う 同衾 折檻 或る 恭順 辞さない 催す 偶さか 眼目 精悍 破顔 胸襟を開く 困憊 喚声 ユニーク プリミティブ 空涙 空手形 御暇 恒常 漸進 精緻 網羅 安寧 無私 形容 叙事 叙情 叙景 冷戦 轍 母集団 最前 口吻 不承不承 言下 大仰 スティグマ プロレタリア ワナビー 岡目八目 遮二無二 拙速 暗澹 深更 僅々 袖にする 詮無い 僥倖 十人並 形貌 凄愴 彼奴 開陳 無聊 滔々 白眼視 所期 厭う 慄然 婉曲 象牙の塔 いみじくも ドラスティック 日和見 オポチュニズム 成功裡 緩慢 阿る 太平楽 ペシミズム 憂い 悲喜交々 砂上の楼閣 老残 青天井 

 

反駁

他人の主張・批判に対し論じ返すこと。反論。論駁。

Ex.彼の主張はマジでイミフだと彼女は反駁した。

 

起こり。原因。

Ex.人生の失敗の因を探る。

 

愚昧

愚かで道理にくらいこと。馬鹿。愚か。

Ex.私の家族は皆愚昧です。

 

円熟

人格や知識・技術などが充分に発達し、豊かな内容を持つようになる。むやみに感情的になることなく、穏やかで、人間味に富むようになること。

Ex.浪人生のくせに性格が円熟している。

 

却って

予想などとは反対の結果になるさま。逆に。

Ex.欠点があるから却って彼女が好きだ。そういう、欠点を愛せるだけの大きい器を持った自分がもっと好きだ。

 

業腹

非常に腹の立つこと。忌々しいこと。

Ex.彼のアドバイスに従うのは業腹だが、反駁の余地がなく認めざるを得ない。反駁できない自分に対しても業腹であり、なんかもうすべてに対して業腹。俺は今日から業腹。

 

或る

事物・人・時・場所などを漠然と指して言う語。また、それらをはっきりさせずに言う時にも用いる。

Ex.或る悲しい出来事が津々浦々に発生しました。

 

精悍

動作や顔つきが鋭く、力強いこと、さま。表情などに逞しさがみなぎっていて、どんな危険や困難にも立ち向かっていくといった印象を与える様子だ。

Ex.彼女は女性であるにもかかわらず表情には精悍さがあり、中性的な魅力を放っている。

 

破顔

にっこりと会心の笑みを浮かべること。

Ex.彼の努力で錬磨させたジョークは人を破顔させた。

 

ユニーク

同じようなものが他にあまり見られないさま。

Ex.君の発想はとてもユニークだよ。悪い意味でね。

 

プリミティブ

自然のままで、文明化されていないさま。原始的。素朴なさま。幼稚。

Ex.彼のプリミティブな発想に閉口する。

 

御暇

人の前を去ること。帰ること。

Ex.そろそろお暇します(あー早く帰りてえ)。

 

恒常

変化がなく、常に一定であること。

Ex.新居は恒常的な陰険さに包まれている。

 

漸進

順を追って少しずつ進んでいくこと。対義語は急進。

Ex.まあそう焦らず、漸進的にやっていこうじゃないか。ばはは。

 

精緻

非常に細かい点にまで注意が行き届いていること。極めて綿密なこと。

Ex.そんな精緻な描写は誰も求めておらん。

 

網羅

そのことに関する全てを残らず集めること。

Ex.俺に関する噂を網羅したリスト。

 

安寧

世の中が平穏無事なこと。安らかなこと。

Ex.社会の安寧を乱すために彼は生まれてきた。

 

形容

物事の姿・状態・性質などを言い表すこと。他の言葉や例えを使って言い表すこと。

Ex.この料理は「ゲロマズ」という以外にどんな形容が可能だろうか。

 

叙事

事件や事実をありのままに述べ記すこと。客観的に述べ記すこと。

Ex.彼の文体はあまりにも叙事的で、人間味が感じられない。ひょっとしたら人間じゃないのかもしれない。

 

叙情

感情を述べ表すこと。直接相手の心に訴えるようにあらわすこと。感情を盛り込んで述べ表すこと。

Ex.叙情的な旋律を奏でたらもの凄いブーイングをくらった。

 

叙景

景色を目に映った通りに述べ表すこと。景色を詩や文章などに表すこと。

Ex.冒頭の叙景部分は少し文豪を気取っていないかね。

 

冷戦

直接的に武力を用いず、経済・外交・情報などを手段として行う国際的対立抗争。そのような緊張状態。

Ex.あの夫婦はもう百年以上冷戦状態だ。

 

車が通った後に残る車輪の跡。

Ex.ぬかるみの轍を追っていくと、そこは雪国でした。

 

最前

ついさっき。先刻。今から見てほんの少し前。

Ex.最前から脱腸しているのですが。

 

プロレタリア

資本主義社会で生産手段を持たず、自分の労働力を資本家に売って生活する賃金労働者。無産者。

Ex.君と僕は一生プロレタリアだ。

 

拙速

出来は悪いが仕上がりは速いこと。

Ex.俺の仕事の拙速ぶりは自他ともに認めていて、もちろんそれでいいとは思っていない。

 

暗澹

薄暗く凄味を感じさせるさま。将来の見通しが暗く、何の希望も持てず悲観的なさま。

Ex.僕の心情をこれ以上ないくらい、端的に表せる言葉があるんですよ。暗澹。暗澹ですよ。あんたーん。

 

袖にする

今までの親しい関係を断って、粗末に扱う。すげなく扱う。

Ex.関係するすべての人間を袖に扱い、生まれ変わったつもりでいる、我ら。

 

僥倖

思いがけない幸運。幸運を待つこと。

Ex.僥倖を待つ、負け犬の人生。

 

十人並

容色・才能がずば抜けて優れているわけではないが、またそう見劣りもしない様子だ。

Ex.容姿は十人並みでも、性格があじゃぱーですよ。

 

形貌

形、姿、容姿。

Ex.そんなエイリアンみたいな形貌の人間がいるか。

 

凄愴

痛ましく悲しいこと。

Ex.凄愴たる結婚式場。

 

彼奴

「あいつ」のさらにぞんざいな言い方。

Ex.彼奴にそんな小細工をする知能はあるまい。

 

無聊

退屈なこと。わだかまりがあって、楽しまないこと。心配事があって楽しまない。「聊」は楽しむ意。

Ex.昨日雇われた新人は終始無聊な態度で仕事をしていた。

 

白眼視

自分たちとはすむ世界が違うのだぞと言わんばかりに、よそよそしい態度をとること。冷たくあしらうこと。

Ex.世間から白眼視されて二十年たつ。

 

厭う

いやに思う。いやに思って避ける。

Ex.どんな苦労も厭わず……だなんて嘘に決まってるじゃないすかあ。

 

慄然

恐ろしさで身の震えるさま。

Ex.彼は自身の基本的価値観のズレを認知し、慄然とした。

 

婉曲

遠回しにそれとなく表現するさま。

Ex.どういう心理でこんな婉曲な表現をしようと思ったのか。

 

象牙の塔

俗世間を離れて学問や芸術に専念する境地のこと。特に、世間と没交渉な態度で送る学究生活や、大学の研究室の閉鎖的な世界のこと。

Ex.象牙の塔に閉じこもる三匹のゴリラ。

 

いみじくも

非常に巧みに。適切に。

Ex.ブランド物は1コーディネートに1個までとは、いみじくも言ったものだ。

 

日和見

物事の成り行きを見て、有利な方につこうとすること。オポチュニズム。定見がなく、形勢を見て自分に都合の良い方に味方しようとする態度。便宜主義。ご都合主義。日和見主義。機会主義。

Ex.会議に参加した全員が日和見主義者で、議論が進展しない。

 

緩慢

動作がゆっくりしていて、のろいこと。処置などが手ぬるいこと。変化の予想される物事の変わり方が激しくない様子。

Ex.猿にしてはあまりにも動作が緩慢すぎる。

 

憂い

心配・悲しみ・悩みで心が閉ざされ、憂鬱なこと。

Ex.一日に四十回は憂いでいる。

 

砂上の楼閣

基礎がしっかりしていない為、すぐ壊れてしまう物事のたとえ。また、実現可能性のない机上の空論のこと。

Ex.5時間以上議論を重ねて出した結論が砂上の楼閣であることに、まだ誰も気づいていなかった。

 

かくれる。ひそむ。くらい。あきらかでない。かすか。ほのか。おくぶかくてものしずか。かたすみ。夜。あの世。冥途。鬼神。超現実的なもの。とらえる。とじこめる。

Ex.幽かに漂うように生きているね、彼は。