rememberのゆめにっき

現実のことも書くが

語彙増殖③

一笑に付す 心許ない 忌避 上梓 加味 済し崩し エチュード 瑕疵 お茶を濁す バーナム効果 パブリシティ かまびすしい よすが スポイル 長ずる 無頼 寵愛 後添い 目を剥く 進退窮まる 韜晦 遁辞 退嬰 寡兵 得心 駘蕩 喝破 粗忽 箸にも棒にかからない 訝る 惑乱 こまっしゃくれる 是非 薄 証左 烙印 卑賎 村八分 啖呵 従容 戦慄く 遊蕩 寂寥 泰然 リテラシー 玄妙 遣る方ない 驟雨 一瀉千里 渡りに船 詠嘆 間歇 磊塊 来し方 斎戒沐浴 捨て鉢 蓮っ葉 玄人 徒 卜占 双眸 不即不離 奇矯 聾する 鼻梁 顕著 闖入 嘆声 念慮 遣る瀬無い 意趣返し 払暁 憂悶 常套 謀略 邪慳 年嵩 露骨 未練 捲土重来 侠客 三下 鳩尾 拘泥 酷烈 類推 去ぬ 淪落 押しなべて 有為転変 忸怩 直截

 

 

心許ない

どこか頼りなくて不安に思うさま。待ち遠しい。じれったい。

Ex.奴に仕事を任せるのはまだ心許く、結局俺が人一倍の量をこなさなければならない訳で、そう考えると家路に就きたくなる。

 

忌避

嫌って避けること。

Ex.以前勤めていた職場に近づくのを忌避している。

 

お茶を濁す

表面だけ取り繕ってその場を切り抜ける。

Ex.院長は私の、科学的真実を追求する質問にはいつもお茶を濁し、喫煙所に逃げ込もうとする。

 

スポイル

扱い方を誤るなどして、そのもの本来の性能が発揮できない状態にする(狭義では人を甘やかしすぎて駄目にすることを指す)。

Ex.彼は生まれ落ちた世界に恵まれず、その所為でスポイルされてしまった。彼がそのことを自覚するのに三十余年の歳月が掛かった。

 

無頼

定職を持たず、素行の悪いこと。ならずもの。頼るところのないこと。

Ex.彼は無頼に憧憬を抱く小心者で、つまりまあアウトローに憧れているんだ。

 

韜晦

自分の才能・地位・身分・行為などを包み隠すこと。人の眼をくらますこと。

Ex.いったい何の理由であなたは韜晦し続けるのか。正体を見せたらどうですか。

 

遁辞

責任や関わり合いなどを逃れるための言葉。言い逃れ。逃げ口上。

Ex. もっともらしい言葉で修飾しているが、遁辞に過ぎない。

 

退嬰

新しい物事を積極的に受け入れていくような意気込みがないこと。尻込み。保守。旧来のものをそのまま受け継ぐだけのさま。

Ex.退嬰的な組織には魅力を感じない。しかし組織とは得てしてそういうものではないか。

 

駘蕩

大きくのびのびとしているさま。穏やかなさま。のどかなさま。

Ex.駘蕩な春風がふわりと吹き抜け、頭上の木の葉の一枚一枚がさらさらと、わずかながら靡いた。

 

粗忽

軽はずみなこと。注意や思慮が行き届かないこと。不注意なために起こった過ち。失礼。無礼。

Ex.彼の粗忽な振る舞いは、母親の産道から生まれ落ちた瞬間から始まっていた。

 

訝る

変だと思う。不審に思う。様子を知りたいと思う。

Ex.哲学という哲学を全て訝っている。

 

是非

良いことと悪いこと。可否。当否。物事の良し悪しを論ずること。道理のあることとないこと。

Ex.今はこの政策の是非を論じることは控えます。今日はもう遅いので明日にしましょう。おやすみなさい。

 

村八分

村社会の秩序を維持するため、制裁としてもっとも顕著な慣行であった絶交処分のこと。

Ex.村八分は村社会の闇です。

 

寂寥

もの寂しい様。ひっそりしているさま。心が満たされず、わびしい。

Ex.寂寥とした光景を眺めているうち、何故か心拍数や血圧が下がってきた。

 

泰然

落ち着いていて物事に動じないさま。泰然自若。

Ex.奴は泰然とした態度で椅子の上に胡坐をかいて、ベースをベンベン弾いていた。

 

リテラシー

読み書き能力。また、ある分野に関する知識やそれを活用する能力。

Ex.最低限のコンピュータリテラシーがないと、うちじゃあ働けないよ。

 

玄妙

道理や技芸が、奥深くて微妙なさま。

Ex.彼のギターのカッティングは玄妙で、一朝一夕には真似できない。

 

驟雨

急に降り出し、強弱の激しい変化を繰り返しながらも、急に降りやむ雨。にわか雨。夕立。

Ex.驟雨で濡れた体と体がぶつかる。

 

一瀉千里

少しも休まずに、滞ることなく行われる形容。文章や弁舌が滑らかでよどみのないこと。

Ex.彼の語りは一瀉千里で、聴く者全てを圧倒した。

 

渡りに船

困っているときに、好都合な話が持ち上がること。望み通りの条件が与えられること。

Ex.突然のにわか雨に立ち往生していたのだが、渡りに船とばかりに傘の置忘れがあった。なあに、少し借りるだけさ。失敬失敬。

 

間歇

一定の間隔をおいて、物事が起こったりやんだりすること。

Ex.窓の外で、何かが何かにぶつかる音が間歇的に鳴っている。

 

来し方

通ってきたところ、方向。過ごしてきた時間、過去。

Ex.来し方は虚無でふ。

 

蓮っ葉

女性の態度、態度が軽薄で下品な様子だ。

Ex.蓮っ葉な女が三々五々、コンビニの前に屯している。ここは迂回しよう。

 

玄人

一つの物事に熟達した人。専門家。本職。

Ex.間違えて玄人向けの製品を買ってしまい、どうしていいかわからない。

 

身を結ばないさま。無駄。誠実さに欠ける。はかなくもろい。扱いがおろそか。粗略。役に立たない。せっかくそうしても、それだけの効果がない様子。

Ex.人の好意を徒にするのがどうも得意らしい。

 

双眸

左右の瞳。両眼。

Ex.突然そこにいた猫が双眸を光らせた。

 

聾する

耳が聞こえなくなる。耳を聞こえなくさせる。

Ex.このスイッチを押せば、彼奴の耳を聾することができる。

 

顕著

際立っていて目に付くさま。著しい様。

Ex.教授は防衛機制における合理化の顕著な例を示した。

 

念慮

心の中で思いめぐらすこと。思念。思慮。

Ex.ふと、全てを焼き尽くしたい念慮が湧く。

 

常套

古くからの習慣。ありふれたやり方(陳腐さを批判した言い方)。

Ex.彼の常套手段はもう知り尽くし、理論武装もしているから負けることはない。

 

邪慳

意地が悪く、人に対して思いやりのない様。

Ex.どうも彼女は邪慳に扱われた方がいいらしい。

 

年嵩

年上であること。

Ex.かなり年嵩だと思われるが、若々しい気力も垣間見られ、全身から山吹色の光を放っているようであった。

 

露骨

感情や本心をむき出しに示すこと。あからさま。

Ex.彼女は上司から通せんぼされるという、露骨な嫌がらせを受けたそうだ。

 

未練

諦めきれないこと。思い切りの悪いこと。まだ熟達していないこと。未熟。

Ex.私は退職いたします。この会社に未練はありません。とっとと更地にした方がよいと思われます。

 

拘泥

第三者の眼から見ればどうでもよいと思われることにこだわりを抱き続けること。

Ex.マニュアルに拘泥して神経をすり減らす。

 

酷烈

相手の立場や事情などにかまわず、何かが厳しく行われる様子だ・

Ex.酷烈な稲妻が眼前に、四つ!

 

類推

似ている点をもとにして他のことを推し量ること。既得の知識を応用して、同じ条件にある未知の物事について多分そうではないかと判断すること。

Ex.所詮類推でしかなく、決定的な情報ではない。

 

去ぬ

行く、行ってしまう。去る。時が過ぎ去る。死ぬ。腐る。

Ex.はよ去ねや。

 

忸怩

自分の行いについて、心の中で恥じ入るさま。

Ex.あの時は満面の笑みを浮かべておりましたが、実は内心忸怩たる思いでした。

 

直截

まわりくどくないこと。はっきりとズバリ言うこと。

Ex.もうこうなったら直截言ってやろうじゃないか……明日になったらな。